先日の日経の新聞の記事に足育についてありました。
乳幼児や学童期の子ども達の問題として足にも現れているというものです。
足を刺激する運動が減った事や子ども達の履く靴が変わっていった事、
サイズの合っていない靴や間違った靴の履き方から
足の骨を支える筋力が低下したり、足の形が変形したりするなど
の問題が起きているという記事です。
お子さんやみなさんの関わる子ども達はいかがでしょうか?
記事の中には、10年ほど前から浮き指が言われ始め、今は扁平足が増えているそうです。
浮き指とは、立った時に足の指が地面につかず力が入らなくなってしまうもので、
偏平足とは、土踏まずがなく足への衝撃を吸収できず、足や腰さらには全身を疲労しやすくなるものです。
これらの足は、運動以前に生活する事にも影響を及ぼす問題だと思います。
運動についても大切なポイントですが、
今は、靴の選び方や履き方も注意しなければいけない重要なポイントとなっている
と最近よく聞きます。
海外では、シューエデュケーションという言葉があり、
子ども達に実際に教えている例があったり
また、日本でも研究されている方が多くいらっしゃり、
学会の研究の中に靴の履き方を変えただけで足が速くなったという研究もありました。
子ども達の靴や服といった物が、おしゃれや足が速くなるといったビジネス
の中で変化してきており、新たな問題が起きている事を知る必要があるかと思います。
この足の問題からあなたはどのようにしますか?
ある園では、お散歩のコースを舗装道路ではなくあえて田んぼのあぜ道に変えたり、
ある方は、保育園への車を徒歩に変えたり、靴を買い換えたりとして効果があったようです。
当スクールでは、足への刺激を与えるために裸足で活動しており、9月には浜辺で裸足になって運動するイベントを開催しました。
子ども達にとって良いことをできる範囲で少しでも行動していくことが大切だと感じます。
私達も子ども達にとって良い成長を促すお手伝いをこれからもしていきたいと思います。