スポーツ教室はいつ頃から通わせますか?
どんな教室に通わせますか?
小学1年生から野球教室・サッカー教室・バレーボール教室 etc…
あるところは、幼児からのスポーツ教室があります。
様々な子どもたちの問題が起きている中でスポーツ教室の指導内容の見直しが必要とされてきています。
今回は、スポーツ指導の低年齢化をピックアップして書きます。
■オーバーユース~スポーツ障害~
スポーツを限定して続けていると、同じ反復の動きからケガにつながってしまいます。
現に私の息子も1年生から野球を始め、小学4年生で野球肘に・・・・・
体の発達がピークを迎える10代後半~20代までにスポーツ障害でスポーツを続けられなくなるケースも・・・・・
現に、スポーツ推薦で大学に進んだ学生がケガによりスポーツを続けられない例が増えているそうです。
→勝つための行き過ぎた勝利至上主義は、練習を強化する傾向が見られます。スポーツの出会いの時期の子ども達には、指導のような受身は必要なく、動きが偏らず、自主的に主体的に楽しんで運動することが大切だと言われています。それらの事を大切にして指導する教室が増えてほしいです。
■運動する中での2極化
運動をする子の中でも2つに分かれているといわれています。
『Ex…野球は、上手だけどサッカーは、全くできない。』といった単一スポーツのみ運動をする子!!
→将来、自分に合ったスポーツを見つけていくことが難しく、スポーツ障害のようにケガをしてしまうと別のスポーツへの転身が難しい。
※オリンピックメダリストの一流選手は、小さい頃から遊びを含めて様々なスポーツをしていた方が多いという調査研究があります。
■バーンアウト
いつしか好きで始めたスポーツが辛いもの変わり、小さい頃の勝利至上主義から燃え尽きてしまう。
→小学生で全国大会などの優秀な成績を収めた生徒たちが将来、別のスポーツもしくは辞めてしまうケースが多々あるそうです。
諸外国では、スポーツ指導の方向性の誤りに気づき、すでに動き出しているそうです。
アメリカでは、小学生以下の過度な勝利至上主義につながる全国大会の廃止やスポーツクラブでは3種目以上の推進、ドイツやオーストラリアでは、指導者ではなく、プレーリーダー(安全を見守り一緒に遊ぶ)、プレイデリバラー(遊びの配達人)のように子どもの主体性、自主性を大切に子どもたちを引っ張るリーダーの役割、これらのように生涯につながる運動とのかかわり方を提案しているようです。
そこで、私たちが目指すのは、
ミッション
生涯スポーツへ繋げる『あそびスポーツ』の普及。
私たちのゴール
誰もがライフステージにあったスポーツ(運動あそび)を
生涯にわたって楽しむ社会を目指します。
子どもたちが、発育発達にあった生涯につながる最もよいスポーツとの出会いを持ってほしいと願います。
乳・幼児・学童期専門 運動スクール
~遊びから始めるスポーツとの出会い~