日本幼児体育学会第18回大会にて研究発表をさせていただきました。

日本幼児体育学会第18回大会に参加し、研究発表をさせていただきました。

今回は、2022年9月10日・11日に東京未来大学で開催されました。

大会テーマは
『子どもたちのか輝く未来のために~これからの幼児の体育・スポーツ・健康を考える~』です。

運動あそびの大切さや重要性、
からだの問題だけでなく、こころも動きはぐくむ
運動あそびの無限の可能性や奥深さ
研究結果や現場の実践といった
様々な視点で学ぶことができました。

シンポジウムⅠでは、
スポーツにおけるアスリートや指導者の立場、保育者の立場、研究者からの立場からお話があり、
幼少期の様々なあそび込みが、からだの面だけでなく、こころの面も育み、豊かな成長につながること、
あそびから得られる知識だけでなく知恵が人生を豊かにしていくこと
をお話の中から感じました。
また、3名の先生方のお話のつながりにおいて遊びが今後の成長に重要であることを改めて感じました。
合わせて、世界と比べた日本のスポーツにおける関わり方(単一スポーツの低年齢化)との違いを聞き、アスリート育成における指導現場での怪我やスキルの伸び悩みといった課題についてお話を聞くとともに
幼少期における様々な遊び体験が今後の成長に深くつながっていること
を聞かせていただきました。

 

また、今回も代表下崎が理論と実践を結びつける実践研究の発表をさせていただきました。

題は、「どんな子も楽しめる鬼あそびの工夫~子ども理解の視点からの分析~ 」です。

今回の発表では、今までに1歳児クラスから行ってきた鬼ごっこについて子ども達の様子と発達段階からみた理解・それに合わせた指導の工夫を紹介し、合わせて発達支援の視点でみた子ども理解の分析のすり合わせを発表しました。

様々な視点で子どもを理解をすることができれば、その工夫が見えてきます。

子どもを理解できればできるほど、その子ども達に合った遊びが提供でき、
その遊びのプログラムは、「どんな子も楽しめる運動プログラム」になり、
運動が好きになるきっかけを作ることができます。

今後も教育的な意図をもって行う「あそび」をさらに追及し

ミッションである
「こころとからだを育む『ASOBI』で子ども達の可能性を広げる」
を大切に実践と研究を進めていきたいと思います。