思いやりのある子に育ってほしい。
そんな「心」を育てるにはどうしたらいいでしょう?
そんな疑問に対する一つの考えがこの本の中にありました。
光文社新書 『子供の「脳」は肌にある』 山口創
「心」は体験の結果生じるものだと考えると
豊かな感覚を感じ取る「体」を育む事が大切であり、
感性豊かな「体」を育むための原点が「肌」への接触であるということを基本理念に述べています。
肌への接触をするスキンシップでは、
母親とのスキンシップは子どもが依存的になることを妨げていた。
という研究の結果から
ADHD(注意欠陥・多動障害)の疑いのある子どもがスキンシップにより症状がなくなった。
望ましくない行動(友達とすぐに喧嘩をする、かんしゃくを起こしやすい、注意散漫であるなど)をとっている子がスキンシップを多くする働きかけにより行動が変化した。
など
子どものスキンシップの欲求が満たされることで起こる、様々な事例や研究がありました。
親だけでなく、友達同士や他の大人との触れ合い体験が子どもの心に影響を及ぼすというこの本の内容は、私の子ども達と関わる体験の中からも共感するところが多々ありました。
私の行う運動プログラムの中の準備運動からメインの運動には友達と触れ合う事が沢山あります。
そんなプログラムの中で起こる、
子ども達の「心」の変化や成長にもスポットを当て、指導を展開し運動指導からの「心」へのアプローチができていけたらと思います。
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