学童クラブ ミニ運動会 閉幕

11月から開催していたミニ運動会を終えました。

雨などで順延したりしながら4日間のプログラムを終え運動会を通して子ども達の様々な意識が変わっていく姿が見て取れました。

 

子ども達の成長の中でやはり多いのは、チーム感ではないかと思います。

いつも自分がしたらおしまいだった子ども達が、自分のチームの仲間を一生懸命応援していました。
ある子は、立って体を反りながら手を振り「フレーフレー○○組」というように大きな声で応援し、それに従ってチームメイトも大きな声で応援しました。

全員が競技に出る事で一人一人が応援される嬉しさを体験できたのが、好循環につながったのではないかと思います。

 

失敗から学びの機会につながったケースもありました。

練習ではうまくいっていた子が、本番に失敗しそれを見た仲間が文句をいい喧嘩になる場面もありました。
チームの仲間が失敗したときに対する関わりについて考える出来事になり、失敗した時の励ましの言葉、元気や勇気、次につながる言葉をかけてあげるように話し合いました。

また、今まで負けていたチームが最後の全員リレーで大逆転を走る回数の把握ミスで逃す部分がありました。

どのチームにも抜かれず走っていたが最後になってしまう最悪な事態になりました。

人数調整のための多く走る人を間違えたようで最後になってしまいました。
リーダーだけでなく、チームの一人一人が責任を持って行動する事などのチームワークについても考える機会になったと思います。

 

様々な失敗や成功から多くの学びの場になり楽しい場になった運動会になりました。

学童クラブ ミニ運動会 開催

4週にわたって学童クラブでミニ運動会を開催しています。

ミニ運動会の趣旨は、チームの一員として友達を応援したり、励ましたり、考え教え合うというような関わりがもてるようになる事!!

最近の多くの子ども達は、チーム対抗の集団遊びをしていてもチームでなく、個々で遊びが始まり終わっている気がします。
自分の出番が終わると砂いじりをしたり、遊び始めたりとしてチームの仲間には無関心。
チームが勝っている時だけ応援し、負けていると諦め半分でする。

4週にわたるミニ運動会を通して、チームの友達を応援したり、励ましたり、チームで考え教え合ったり、最後まで諦めない子ども達になって欲しいと考えました。

 

いつもの集団遊びから一変、きっと子ども達も運動会イベントを発表すると喜ぶかと思っていましたが・・・

 

まさかの・・・
『え~~~』という微妙な反応!!

 

しかし、
チーム分けやリーダー決め、内容(子ども達の普段している遊びや講師が紹介した遊び)を子ども達に伝えていくと・・・

子ども達は、『今日から運動会する?』とか『次、何するの?』
と楽しみにしてくれている様子に変わっていきました。

もしかすると、
小学校の運動会では、練習が先行しすぎて子ども達にとっては、楽しみではなく大変という部分があるのかもしれません。

 

子ども達が好きな遊びから作る運動会で、チームの一員として応援したり励ましたり、考え教え合う関わり、最後まで諦めない心をもつ子ども達になって欲しいと願います。

 

 

日本幼児体育学会

私が所属する日本幼児体育学会の初級・中級・リズムの講習会がありました。
私は、スタッフとして参加させていただき、講習会のお手伝いをいたしました。

子どもについてのプロフェッショナルな集団で、現場の先生から大学の先生まで多彩な先生方の講習会は、いつも勉強になります。

子ども達の運動に対する量「子ども達のからだ」のアプローチだけでなく、一つ一つの投げかける言葉の大切さや子ども達の気持ちといった「子ども達のこころ」を大切にした指導は、感動させられます。

この日本幼児体育学会と出会ったのは、ちょうど5年前で幼児体育の奥深さや楽しさを教えていただき、講義を聞いて感動したのを覚えています。
今や学会の専門の資格を取得させていただき、日々現場で指導しています。

子ども達のためにこころとからだを育む幼児体育がもっと普及していくよう勤めていきます。

キッズ野球大会

初めての子も参加してきたキッズ野球ですが、今回キッズ野球の区切りとしてキッズ野球大会を開きました。

野球スコア表

もちろん、キッズスポーツのルール作成の軸とする

■子ども達みんなが参加できる。
■失敗しても何度も挑戦できる。
■運動能力が違ってもそれぞれが楽しめ、逆転できるチャンスがある。
■使う用具を子どもたちに合わせて変える。
■コートを個々が活躍できるように柔軟に変える。
■能力差があるから面白くなるル-ル。

を大切にオリジナルルールを作成しました。

 

思いっきり打って走る事やアウトセーフのルールから始めてきた子ども達ですが、今や繰り返しの野球遊びの中での工夫がみられました。

先ず、攻めでは、どの方向に打つかを振り方やバットコントロールをするようになり、バントのように力を加減するなども工夫するようになってきました。

守りについても余分に塁を進められないように投げない工夫や確実にアウトにするために仲間同士のボールの受け渡し、守りの位置など工夫していました。

これらは、教えたのではなく、子ども達が自ら気づいたり、友達を見てまねたり、教え合ったりと遊びの中で培った結果です。

 

大会は、運動タイムの時間いっぱい行い、終了時点の点数で勝敗を付けました。

 

 

結果は、

最後の攻め側が追い上げ    同点!!

 

 

子ども達にじゃんけんで勝敗を決める?と問いかけをしましたが、ほとんどの子が「引き分け」でいいと答えました。

子ども達にとって勝敗ではなく、自分の力を出し切る事で満足なのかもしれません。