初めての平均台

平均台の活動をしています。

1歳児クラスの子ども達は、初めて平均台を見ることになります。
叩いたり、触ったりとしているうちに平均台の下をくぐる子、またぐ子と様々な動きが出てきます。出てきた動きを見て他の子ども達が見て真似をするというようにどんどん子ども達の間で遊びが発展していきます。最後には、登って平均台に自分で立つ姿があり、そこからの景色に優越感に浸っているようでした。

年中さんからは、様々な渡り方を見せてくれます。歩いて渡る子、四つん這い、しゃがんで渡る子、様々なアイデアでバランスを楽しんでいました。

子ども達の遊びが発展していく様子は子ども達だけでなく大人も楽しませてくれます。

子ども達の遊びをより引き出していきたいです!!

学童クラブ ミニ運動会 開催

4週にわたって学童クラブでミニ運動会を開催しています。

ミニ運動会の趣旨は、チームの一員として友達を応援したり、励ましたり、考え教え合うというような関わりがもてるようになる事!!

最近の多くの子ども達は、チーム対抗の集団遊びをしていてもチームでなく、個々で遊びが始まり終わっている気がします。
自分の出番が終わると砂いじりをしたり、遊び始めたりとしてチームの仲間には無関心。
チームが勝っている時だけ応援し、負けていると諦め半分でする。

4週にわたるミニ運動会を通して、チームの友達を応援したり、励ましたり、チームで考え教え合ったり、最後まで諦めない子ども達になって欲しいと考えました。

 

いつもの集団遊びから一変、きっと子ども達も運動会イベントを発表すると喜ぶかと思っていましたが・・・

 

まさかの・・・
『え~~~』という微妙な反応!!

 

しかし、
チーム分けやリーダー決め、内容(子ども達の普段している遊びや講師が紹介した遊び)を子ども達に伝えていくと・・・

子ども達は、『今日から運動会する?』とか『次、何するの?』
と楽しみにしてくれている様子に変わっていきました。

もしかすると、
小学校の運動会では、練習が先行しすぎて子ども達にとっては、楽しみではなく大変という部分があるのかもしれません。

 

子ども達が好きな遊びから作る運動会で、チームの一員として応援したり励ましたり、考え教え合う関わり、最後まで諦めない心をもつ子ども達になって欲しいと願います。

 

 

日本幼児体育学会

私が所属する日本幼児体育学会の初級・中級・リズムの講習会がありました。
私は、スタッフとして参加させていただき、講習会のお手伝いをいたしました。

子どもについてのプロフェッショナルな集団で、現場の先生から大学の先生まで多彩な先生方の講習会は、いつも勉強になります。

子ども達の運動に対する量「子ども達のからだ」のアプローチだけでなく、一つ一つの投げかける言葉の大切さや子ども達の気持ちといった「子ども達のこころ」を大切にした指導は、感動させられます。

この日本幼児体育学会と出会ったのは、ちょうど5年前で幼児体育の奥深さや楽しさを教えていただき、講義を聞いて感動したのを覚えています。
今や学会の専門の資格を取得させていただき、日々現場で指導しています。

子ども達のためにこころとからだを育む幼児体育がもっと普及していくよう勤めていきます。

子ども達の遊びの世界

子ども達は、イメージの世界で遊んでいます。

2歳児クラスの子ども達と子ブタの引っ越しゲームをしました。

子ブタに変身した子ども達の線で作ったお家にオオカミが来ます。

オオカミ「トントントン入れて!?」

子ブタ「だめよ!!」

オオカミ「じゃあこの家を吹き飛ばしちゃうぞ!!フーーーー!!」

とやり取りしていきます。

途中、「飴あげるから入れて!!」というと「いいよ」と言ってしまう子ども達もいます。
子ども達がオオカミ役になったら怖い顔で表現したり、「フーー」と大きく息を吹く子もいます。

こんなイメージの世界でやり取りしながら運動遊びを楽しむと子ども達は、本当に楽しそうに体を動かします!!

キッズ野球大会

初めての子も参加してきたキッズ野球ですが、今回キッズ野球の区切りとしてキッズ野球大会を開きました。

野球スコア表

もちろん、キッズスポーツのルール作成の軸とする

■子ども達みんなが参加できる。
■失敗しても何度も挑戦できる。
■運動能力が違ってもそれぞれが楽しめ、逆転できるチャンスがある。
■使う用具を子どもたちに合わせて変える。
■コートを個々が活躍できるように柔軟に変える。
■能力差があるから面白くなるル-ル。

を大切にオリジナルルールを作成しました。

 

思いっきり打って走る事やアウトセーフのルールから始めてきた子ども達ですが、今や繰り返しの野球遊びの中での工夫がみられました。

先ず、攻めでは、どの方向に打つかを振り方やバットコントロールをするようになり、バントのように力を加減するなども工夫するようになってきました。

守りについても余分に塁を進められないように投げない工夫や確実にアウトにするために仲間同士のボールの受け渡し、守りの位置など工夫していました。

これらは、教えたのではなく、子ども達が自ら気づいたり、友達を見てまねたり、教え合ったりと遊びの中で培った結果です。

 

大会は、運動タイムの時間いっぱい行い、終了時点の点数で勝敗を付けました。

 

 

結果は、

最後の攻め側が追い上げ    同点!!

 

 

子ども達にじゃんけんで勝敗を決める?と問いかけをしましたが、ほとんどの子が「引き分け」でいいと答えました。

子ども達にとって勝敗ではなく、自分の力を出し切る事で満足なのかもしれません。