子供の「脳」は肌にある

思いやりのある子に育ってほしい。

そんな「心」を育てるにはどうしたらいいでしょう?

そんな疑問に対する一つの考えがこの本の中にありました。

 

子どもの脳は肌にある

光文社新書 『子供の「脳」は肌にある』 山口創

 

「心」は体験の結果生じるものだと考えると

豊かな感覚を感じ取る「体」を育む事が大切であり、

感性豊かな「体」を育むための原点が「肌」への接触であるということを基本理念に述べています。

 

肌への接触をするスキンシップでは、

母親とのスキンシップは子どもが依存的になることを妨げていた。

という研究の結果から

ADHD(注意欠陥・多動障害)の疑いのある子どもがスキンシップにより症状がなくなった。

望ましくない行動(友達とすぐに喧嘩をする、かんしゃくを起こしやすい、注意散漫であるなど)をとっている子がスキンシップを多くする働きかけにより行動が変化した。

など

子どものスキンシップの欲求が満たされることで起こる、様々な事例や研究がありました。

 

親だけでなく、友達同士や他の大人との触れ合い体験が子どもの心に影響を及ぼすというこの本の内容は、私の子ども達と関わる体験の中からも共感するところが多々ありました。

 

私の行う運動プログラムの中の準備運動からメインの運動には友達と触れ合う事が沢山あります。

そんなプログラムの中で起こる、

子ども達の「心」の変化や成長にもスポットを当て、指導を展開し運動指導からの「心」へのアプローチができていけたらと思います。

 

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~遊びから始まるスポーツとの出会い~
子どもの育ちに必要不可欠な『あそびスポーツ』を 突き詰める日本でたった一つのユニークな会社を目指します。

Tel : 089-996-6601
Fax : 089-996-6602
Mail: shimozaki.s@sportsinterface.jp

 

ブログをHPのブログに一本化しました。

アメブロを止めてHPのブログに一本化しました。

今後HPのブログのみを更新していきます。
アメブロのブログを読んでいただいていた方ありがとうございました。

今後はこちらのブログを読んでいただけましら幸いです。

よろしくお願いいたします。

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~遊びから始まるスポーツとの出会い~
子どもの育ちに必要不可欠な『あそびスポーツ』を 突き詰める日本でたった一つのユニークな会社を目指します。

 

足育(あしいく・そくいく)

先日の日経の新聞の記事に足育についてありました。

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乳幼児や学童期の子ども達の問題として足にも現れているというものです。

足を刺激する運動が減った事や子ども達の履く靴が変わっていった事、

サイズの合っていない靴や間違った靴の履き方から

足の骨を支える筋力が低下したり、足の形が変形したりするなど

の問題が起きているという記事です。

お子さんやみなさんの関わる子ども達はいかがでしょうか?

記事の中には、10年ほど前から浮き指が言われ始め、今は扁平足が増えているそうです

浮き指とは、立った時に足の指が地面につかず力が入らなくなってしまうもので、

偏平足とは、土踏まずがなく足への衝撃を吸収できず、足や腰さらには全身を疲労しやすくなるものです。

これらの足は、運動以前に生活する事にも影響を及ぼす問題だと思います。

運動についても大切なポイントですが、

今は、靴の選び方や履き方も注意しなければいけない重要なポイントとなっている

と最近よく聞きます。

海外では、シューエデュケーションという言葉があり、

子ども達に実際に教えている例があったり

また、日本でも研究されている方が多くいらっしゃり、

学会の研究の中に靴の履き方を変えただけで足が速くなったという研究もありました

子ども達の靴や服といった物が、おしゃれや足が速くなるといったビジネス

の中で変化してきており、新たな問題が起きている事を知る必要があるかと思います。

この足の問題からあなたはどのようにしますか?

ある園では、お散歩のコースを舗装道路ではなくあえて田んぼのあぜ道に変えたり

ある方は、保育園への車を徒歩に変えたり、靴を買い換えたりとして効果があったようです。

 

当スクールでは、足への刺激を与えるために裸足で活動しており、9月には浜辺で裸足になって運動するイベントを開催しました
子ども達にとって良いことをできる範囲で少しでも行動していくことが大切だと感じます。

私達も子ども達にとって良い成長を促すお手伝いをこれからもしていきたいと思います。

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運動ASOBI指導で気なる子どもの問題も解決!!

松山市内のさくら児童クラブの子ども達に運動ASOBI指導をしてきました。

2人組であそぶ組あそびや全体でのゲームを30分ほどさせていただきました。

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運動ASOBI指導を受けた子ども達からは

もう終わり?や明日も来てくれる?といった嬉しい感想をもらいました。

また、

指導員の先生からの貴重な意見として

いつもおとなしくて目立たない子も精一杯笑って大はしゃぎしていました。

という意見や

運動指導教室が終わった後、男の子と女の子が一緒に遊んでいたり、

いつもは一緒に遊んでいなかったお友だちと一緒にあそんでいたりと

遊び方が変わっていました。

という意見があったり、

いつもはルールを守れない子がルールを守る姿がありました。

などなど・・・

嬉しい感想をたくさんいただきました。

やはり、幼児期・学童期の子ども達を夢中にし成長させるのは、遊びですね。

その遊びをより意味のある教育的要素を意図的に取り入れた運動ASOBIを

指導するプロフェッショナルな仕事を提供して活動していきたいと思います。

もし運動ASOBI指導を受けてみたい小学校・学童・児童館・幼稚園・保育園などの子ども達を預かる施設

また、スポーツ少年団や地域のスポーツクラブや子ども達が集まる団体など

様々なところで運動ASOBI指導を受けたい方がいらっしゃいましたらお問い合わせ下さい。

子ども達のこころも含めた様々な問題を運動ASOBI指導により解決いたします。

 

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からだを動かしたくなる環境!!

先日、子どもを連れてクライミングウォール体験をしました。

初め、興味を持っていなかった子ども達でしたが、
実際の壁を見て興味が湧き始め、やってみると
どんどん楽しんでやっていきました。

小学校3年生の子どもですが、建物の3階程の高さもすいすい登って行きました。
初心者コースで登りやすく作られていましたが、登った達成感は、大きくとても楽しかったようです

また、登っていない人が、登りやすい場所をアドバイスしているところが楽しかったようで、

登る側とアドバイス側に分かれて何度も挑戦していました。

2時間の体験でしたが、あっという間に時間が経ち、

子ども達はあまり休むことなくもくもくと登り続けていました

 

やはり、環境の力はすごいです!!

 

クライミングウオールはバランスのスポーツで手ではなく、足で登っていくという点や
足に重心を置くのに独特な動きがあり、面白いスポーツでした

ちなみに88歳のおじいちゃんも難しいコースをどんどん登っていました。

 

このようなからだを動かしたくなる環境を作ってあげることで

運動の魅力を子ども達へ伝え何歳になっても運動を楽しむ生涯スポーツに

つなげていけたらと思います。

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