子ども達の遊びの世界

子ども達は、イメージの世界で遊んでいます。

2歳児クラスの子ども達と子ブタの引っ越しゲームをしました。

子ブタに変身した子ども達の線で作ったお家にオオカミが来ます。

オオカミ「トントントン入れて!?」

子ブタ「だめよ!!」

オオカミ「じゃあこの家を吹き飛ばしちゃうぞ!!フーーーー!!」

とやり取りしていきます。

途中、「飴あげるから入れて!!」というと「いいよ」と言ってしまう子ども達もいます。
子ども達がオオカミ役になったら怖い顔で表現したり、「フーー」と大きく息を吹く子もいます。

こんなイメージの世界でやり取りしながら運動遊びを楽しむと子ども達は、本当に楽しそうに体を動かします!!

キッズ野球大会

初めての子も参加してきたキッズ野球ですが、今回キッズ野球の区切りとしてキッズ野球大会を開きました。

野球スコア表

もちろん、キッズスポーツのルール作成の軸とする

■子ども達みんなが参加できる。
■失敗しても何度も挑戦できる。
■運動能力が違ってもそれぞれが楽しめ、逆転できるチャンスがある。
■使う用具を子どもたちに合わせて変える。
■コートを個々が活躍できるように柔軟に変える。
■能力差があるから面白くなるル-ル。

を大切にオリジナルルールを作成しました。

 

思いっきり打って走る事やアウトセーフのルールから始めてきた子ども達ですが、今や繰り返しの野球遊びの中での工夫がみられました。

先ず、攻めでは、どの方向に打つかを振り方やバットコントロールをするようになり、バントのように力を加減するなども工夫するようになってきました。

守りについても余分に塁を進められないように投げない工夫や確実にアウトにするために仲間同士のボールの受け渡し、守りの位置など工夫していました。

これらは、教えたのではなく、子ども達が自ら気づいたり、友達を見てまねたり、教え合ったりと遊びの中で培った結果です。

 

大会は、運動タイムの時間いっぱい行い、終了時点の点数で勝敗を付けました。

 

 

結果は、

最後の攻め側が追い上げ    同点!!

 

 

子ども達にじゃんけんで勝敗を決める?と問いかけをしましたが、ほとんどの子が「引き分け」でいいと答えました。

子ども達にとって勝敗ではなく、自分の力を出し切る事で満足なのかもしれません。