平成27年度 愛媛県幼稚園等新規採用教員研修会の講師を努めさせていただきました。

 7月24日、愛媛県教育委員会より講師のご依頼をいただき、愛媛県公・私立幼稚園の先生方を対象に『幼児の楽しい運動あそび』をテーマに2時間半、講義・実技の講師をさせていただきました。
 
 実技は、大変盛り上がりながら進み、運動能力を高めるだけでない友達との関わりから生まれる心の動きを大切にした遊びの展開の仕方や子ども達の発達に合わせた遊びの発展の仕方を伝えていきました。
 子どもと関わる先生方には、ぜひどの子も自ら進んでからだを動かしたくなる運動の魅力を子ども達に伝えていって欲しいと思います。

 今後も研修会などを通し子ども達と関わる現場の先生方へ運動の知識や技術を伝えていくことで、子ども達が過ごす環境を良くしていくお手伝いができたらと思います。

運動あそび講習会にご参加いただきありがとうございました。

運動あそび講習会にご参加いただきありがとうございました。

明日すぐに活用できるをテーマに様々な遊び道具の紹介やプログラムの発展の仕方や配慮、理論までとても内容の濃い講習会でした。

『子ども達のために』と意識の高い方々でとても嬉しくなりました。
子ども達へ運動の魅力を伝えていく輪が少しでも大きくなっていくことを願っています。

講習会写真

講習会中は、様々な質問や現場の困りごとなど終始充実した時間となりました。

参加者の声の一部をご紹介します。

・専門的知識と体験が新鮮でした。
遊びの大切さや心の発達、生活リズムなど私たちの活動で大切にしていることと重なる部分もあり共感しつつ受講できました。
すぐに作れる遊びの道具や声掛けも大変役に立ちそうです。

・遊びの中で育てる力の可能性と重要さがとてもよく理解できました。
親にとっても共にする中で『楽しんで』を大切にしたいと思います。

子ども達に関わる方々の運動に関する困りごとを少しでも解決するお手伝いをしていきたいと考えています。

また次回も講習会を開催したいと思いますので、今回参加できなかった方も是非ご参加ください。

 

ロゴ

 

なんぶ子育て応援フェスタ 『あそびスポーツ体験』

11月1日に南部児童センターで行われましたなんぶ子育て応援フェスタで
子育て応援講座を担当させていただきました。

 

子どものスポーツとしてあそびの要素を高めたプログラム『あそびスポーツ』を
幼児の部と小学生の部の2部に分けて各1時間たくさんの方に体験していただきました。

 

幼児の部では、保護者の方と一緒に楽しむ親子体操やサーキットあそびなど子ども達が汗びっしょりになって楽しんでくれました。

子ども達からは、もう終わりというような声がでており、講座が終わってからも講座の内容を再現するなど講座にとどまらず日常の遊びにつなげられた良い時間にできたかなと思います。

20141101あそびスポーツ体験 (14)20141101あそびスポーツ体験 (19)

 

小学生の部でも汗びっしょりとなって部屋を駆け回る様子があり、
始まりの挨拶で運動が嫌いと手を挙げていた子も積極的に運動を楽しんでくれました

最後、プログラムの振り返りをしているとまた後でやってみると言ってくれる子がいたり楽しかったと言ってくれたりと小学生の部でも講座にとどまらず日常の遊びにつなげられる時間となったかと思います。

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南部児童センタースタッフの方や児童クラブの先生方からも講座に対する嬉しい感想もいただきました。

私たちが普段実施をしている体操や運動とは目の付け所が違うプログラムでした。
子ども達も笑顔で汗いっぱいかいていました。
身体全体をフルに動かしていたプログラムだなと目からウロコでした。
児童クラブの先生方も、普段の子ども達の表情とは違い、すごく楽しそうだったとのことです。また、児童クラブで見せる顔とは違い、その子の新しい一面を見ることができたそうです。

このようなプログラムをありがとうございました。 

以上、

 

『第1回 なんぶ子育て応援フェスタ』全体でも大盛況だったようで多くの方が来館されたようす。

子育て世代の保護者を応援するイベント、今後もより大きく発展していってほしいです。

 

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~遊びから始まるスポーツとの出会い~
子どもの育ちに必要不可欠な『あそびスポーツ』を 突き詰める日本でたった一つのユニークな会社を目指します。

Tel : 089-996-6601
Fax : 089-996-6602
Mail: shimozaki.s@sportsinterface.jp

 

あそびで育つこころとからだ

 

始めは、ジャンプや開脚跳びなど余裕があったのに・・・

少しずつ高くなると・・・ 高い壁になっていく・・・

できるかな できないかな・・・

跳び降りるにもちょっと勇気がいる・・・

全身を使いながら子ども達のこころは、動いています^^

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バランスも少しずつ難しくなっていきます。

バランスをとる環境や渡り方、講師の微妙な環境設定と
子ども達の発想を引き出す声掛けで、バランスをとる能力を高めていきます。

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子どもの発想は豊かこんな渡り方もあるよ!!
と得意げに見せてくれます。
からだだけでなくこころ、脳はフル回転!!

何度も繰り返す事で、上達が目に見えます☆

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非日常な反るからだの使い方は、以外に難しい!!
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登る、わたる、支える、握る、ぶら下がる、跳ぶ、走る、回る、転がる、避ける、柔軟性などなど様々な基本動作を引き出していきます。
また、基本動作が組み合わさった動きも意識し、複雑な動作ができるようにつなげていきます。

トレーニングや練習ではない、遊びの要素を高めた運動指導は、こころとからだを育みます!!

 

運動あそびの持つ力

松山に上陸しました。

これからは、愛媛の松山で、スポーツインターフェィスとして活動していきます。

どうぞよろしくお願いします。

 

今まで運動を指導してきた子ども達ともお別れをしてきました。
小さい子は、1歳児クラスから大きい子は、小学6年生まで最後の運動指導を終えてきました。そこで、振り返るのは、関わった子どもの様子です。

 

運動の中で、できない事ができるようになった瞬間の笑顔や内気でなかなか前に出てこれない子がお手本などみんなの前で発表した瞬間、負けると悔しがっていた子が、次への作戦を考えるようになってそれが勝つ要因に結びついた瞬間、どれも子ども達が輝く瞬間であり、その瞬間に出会うことが楽しみでした。

特に私の好きな瞬間は、運動に対する苦手意識のある子や内気な子、普段元気が無い子や転校して来たばかりでまだ友達と馴染めていない子が運動を介して改善された時は、嬉しい瞬間でした。
あるエピソードで、保育士さんからあの子は特に運動教室で開花したとの話を聞きました。

それは、保育園に入園してきた中国人の子どものエピソードです。
体がすごく大きくて言葉が分からず住んでいた文化が違うその子は、友達に誤解されやすく、友達からも避けられるような状態でした。

しかし、運動教室を一緒にする中で特に力を使う活動で、子ども達に認められ子ども達同士の距離が縮まっていき、それに伴い彼も自信をつけていくようになりました。
友達を持ち上げる事や引っ張る事、体当たりする事など力を使うような場面で、友達から「○○くんすごい」「もう一回やって」などと言われていました。
特に平均台の上で両端から渡りすれ違う活動では、軽々お友達を持ち上げすれ違う様子は、みんなのヒーローのようでした。

 

 

短所を伸ばすことも大切ですが、長所を引き出し伸ばして上げることは、特に大切な事を改めて知ったエピソードです。

 

他にも様々な運動あそびによって改善したエピソードがありました。

 

 

これからまた様々な子ども達に『運動あそびの持つ力』を伝えていきたいと思います。